2021AW-Tsurimusha-DigitalCatalog

代に合った新技術を積むこと でさらにいい竿に仕上がった。 調子を変えたのではなくて、必然的に変 わった。より釣り人の理想に近づけるこ とができたな」。そう語る釣武者プロスタ ッフの城本尚史。 技術が進歩していなければ細身に仕上 げることで捻れやブレが発生してしまう が、その点はX45が抑制し、振り出しロッ ドの弱点である継ぎ目によるパワーロス はV-JOINTαによって防ぐ。「継ぎ目が スムーズに曲がることで粘りと強さが生 まれる。魚の引きに対して伝達が早い。 釣り人からすれば前モデルよりも調子が 軟らかくなったと感じるけど、それは間 違いで、継ぎ目の伝達が早くなることで 粘りと強さが強化されたということなん よ。結果的には強い調子になった」 さらに#1(トップガイド除く)~#2の ガイドにはカーボンで成型されたAGS TYPE-0を採用。より軽く、高強度セラミ ックNリングを0形状にすることでライン の放出性能が最大約150%に向上。より 軽快なラインさばきを実現させた。 「1.25号は紀伊半島をイメージしてテス トを繰り返したんやけど、四国の西海で 冬場に50cmオーバーの口太を獲ることも できた。一般的にいえば45cmまでの口太 がいいと思うけど、不意にきた大型口太 にも対応できる。どちらかいうと細い糸を 使うテクニカル向けで、逆に1.5号は磯際 で50cmクラスの口太を狙う場合や50cm までの尾長を想定して作ったんよ」 2バリエーションのリリースとなるが、 1.25号、1.5号ともに強靭な粘りを秘めて いる。10cm、20cm走られると危険な場 面でも力を発揮し“止めれる竿”として進 化を遂げた。「魚を少しでも早く弱らせ て止めれる竿を目指した。溜めるだけの 「時 最先端のテクノロジーを纏い、進化 引き込むことで至高の切れ味を魅せる 1. 強靭な粘りで一気に勝負を決めにいく。号数は1.5号。 2. 愛媛県御五神島で幾度なくテストを繰り返してきた。 3. 50cmに迫る大型の口太を引き出した。 4. 主導権を与えない攻撃的なロッドに仕上がった。 冴える釣技、そして圧倒的な経験と理論で グレを釣りまくるウキフカセアングラー。 釣武者プロスタッフとして釣り人の理想と要望を具現化させる。 城本尚史 1 2 3 4 3

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